ぜんはん

小説 第一部

其の四十一 一人目撃破

ゴジ-タはサイヤ人を上回るタフネスなカイブを相手にして、焦りを禁じ得なかった。合体していられる時間内にカイブを倒せるか考えると、焦らずにはいられなかった。 肉弾戦では時間内に倒せないと判断したゴジ-タは、一気に勝負を決めるため、カイ...
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其の四十二 絶対に倒せない敵

カイブとの死闘後、悟空達は惑星セモ-クに舞い戻っていた。惑星セモ-クは火山が多いだけに温泉も多く、中には湯に浸かるだけで傷を癒せる不思議な温泉まであった。悟空達は闘いの疲れと傷を癒すため、その不思議な温泉に浸っていた。唯一の女性であるパン...
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其の四十三 レジスタンス

飛行中に奇襲を受けた悟空達だったが、この程度の攻撃でやられる彼等ではなかった。各々が余裕で飛んできた光弾を避け、ベジータは光弾の雨を潜り抜けて地上の森に向かって急降下した。 森の中には魔族が十人ばかりいて、ベジータが降り立つと魔族達...
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其の四十四 テキームの特異な体

悟空達に近付いてくる白い光。最初、それは単なる光にしか見えなかったが、接近してくるにつれ、それが実は光を放つ人である事に悟空達は気付いた。そして、その白い光を放つ奇妙な人物は、宙に浮いたまま悟空達に近づき、彼等の眼前で止まった。この奇妙な...
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其の四十五 テキーム版元気玉

テキームが右手を上げると、手の平の少し上の空間に四方から黒い気が集まり、その黒い気は直径10センチぐらいの球形に凝縮された。テキームはその黒い気の固まりを悟空達に投げつけた。実際にテキームが握って投げたのではなく、投げる仕草をしただけだが...
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其の四十六 ピッコロの覚悟

テキームは次々と邪気玉を作り、それ等を悟空達に投げつけてきた。対する悟空達は何の抵抗も出来ず、逃げ回っていた。 パンが逃げ回っている最中にバランスを崩し、よろけた時に邪気玉が襲ってきた。パンは避けられずに邪気玉を喰らうかと思われた丁...
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其の四十七 パン奮闘

対峙したパンとテキーム。パンは真剣な眼差しなのに対し、テキームは微笑を浮かべていた。テキームが肉体を駆使して闘うのは生まれて初めてだが、「こんな奴に自分が負けるはずがない」と言ってパンを軽んじていた。 「馬鹿な小娘だ。折角助かったの...
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其の四十八 怒りのジュオウ

キビト界王神の瞬間移動で、悟空達は魔界から天界へ一瞬で移動した。そこではデンデとミスター・ポポ、そしてピッコロが待っていた。ピッコロがデンデと融合し、もうこの世には存在しないと思っていた悟空達は、ピッコロの姿を見るや否や、安心して一気に力...
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其の四十九 古代のドラゴンボール

キビト界王神は老界王神を連れて天界へと舞い戻ってきた。そして、連れて来られた老界王神の手には古い巻物があった。 「おっ、久しぶりだな爺ちゃん。元気だったか?」「うむ。お前達も壮健そうで何よりじゃ。全くお前達には毎度の事ながら驚かされ...
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其の五十 新種のサイヤ人

老界王神に名指しされたのは悟飯だった。悟空達は老界王神の意外な人選に驚いた。 「爺ちゃん。悟飯は以前に潜在能力を限界以上に引き出してもらったじゃねえか。もう悟飯に隠された力は無いはずだろ?」「普通の人間ならばな。あの時、わしは悟飯の...
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