小説 第二部

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其の十一 連れ去られた悟飯

戦いに勝利したハートボーグ五十七号は、傷ついた悟飯を抱え、すぐ近くのハートボーグ五十六号が居る場所まで飛行した。 「それでは、五十六号。後は任せたぞ。俺は、こいつを連れて基地に戻るからな」「ああ。お前は、早くドクター・ハートの元に行...
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其の十二 一進一退の攻防戦

「一気に潰すだと!?面白い。やれるものなら、やって・・・」 ゴジータを目の前にしても余裕の態度を取る五十六号だが、ゴジ-タは五十六号が話し終える前に戦いを仕掛けた。目にも止まらぬスピードで前方に足を踏み出し、五十六号の顔面を殴った。...
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其の十三 手遅れ

ゴジ-タとハートボーグ五十六号の戦いは、依然として続いていた。五十六号がピンチの時に使うバリヤーは、どんな攻撃も通じそうにないので、ゴジ-タは五十六号にバリヤーを使わせないよう接近戦に切り替えた。ゴジ-タは五十六号に近付いて殴り掛かり、五...
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其の十四 惑星ジニア

地球から約百億光年も離れた距離にある電波銀河3C324。その銀河にある惑星ジニアは、全銀河の中で一番の頭脳を誇るジニア人の母星である。ところが、そこには科学の粋を凝らした建物よりも要塞の方が多数あった。また、至る所にロボットやサイボーグが...
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其の十五 ドクター・ハートの野望

ドクター・ハートは、得意満面に語り始めた。 「私達ジニア人は、昔から知能が異常に高かったわ。しかし、そのせいで脳が大きくなり過ぎてしまい、自分の脳に押し潰されて死んでしまう人が大勢居たわ。でも、救世主が現れたの。その人は、ドクター・...
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其の十六 悟飯を救え

話は少し遡るが、ハートボーグ五十六号によって気絶させられたレードは、悟空達にドクター・リブの基地の存在を知らせた部下の呼び掛けで目を覚ました。レードが目を開いて辺りを見回すと、五十六号の死体が視界に入った。また、他の部下も続々とレードの元...
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其の十七 孫家崩壊の危機

ドクター・リブとの戦いを一先ず終え、レードの宇宙船に乗って惑星レードへ戻る途上の悟空達だが、惑星レードが近くなるにつれて憂鬱になった。惑星レードに着いたら、そこで待つチチやビーデルに、悟飯が遥か遠い星に連れ去られた事を報告しなければならな...
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其の十八 悟飯を訪ねて百億光年

悟飯が遠い星に連れ去られ、悟天と仲違いするという悲しい事件はあったが、悟空達は無事に地球へ帰還した。しかし、大切な仲間二人と離別した事を悲観している場合ではなかった。悟飯を取り戻さねばならない。悟飯が帰ってくれば、悟天は機嫌を直して地球に...
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其の十九 勝利の報酬

悟飯を助け出すために3C324に向けて宇宙船を出発させてから一年の月日が流れた。この日はトランクスとパンが宇宙船に乗り、残りの戦士達は地球に残って合同で修行していた。その修行の最中、ピッコロがウーブに話し掛けた。 「俺達は、この一年...
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其の二十 魔人対魔王

ウーブとリマの戦いに先立ち、周囲に居る者達は、対決の邪魔にならないよう、その場から離れた。そして、いよいよ二人きりになると、魔王の座と天津飯の身柄を賭けた勝負が始まった。両者同時に飛び掛かり、いきなり激しい攻防戦を繰り広げた。ところが、ウ...
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