小説 第二部

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其の二十一 惜敗

ウーブとリマは、共に最も力を発揮出来る姿となって戦闘を再開した。まずウーブが上空高く飛び上がり、地上のリマに向けて膨大な数の気光弾を放った。対するリマは気功弾の雨を物ともせず、飛び上がってウーブに迫ると、右の拳で殴ってきた。ウーブは拳を避...
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其の二十二 甦った情熱

半ば強制的にリマの部下にさせられた天津飯と餃子は、リマに連れられて、とある星を訪れた。そこは廃墟と化した建物が点在し、人の気配が一切無い荒れ果てた星だった。しかし、天津飯達にとっては初めて来た星のはずなのに、何故か懐かしい感じがした。それ...
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其の二十三 ドクター・リブ再び

ウーブが魔界でリマと戦っていた頃、遥か彼方の宇宙では、トランクスとパンが宇宙船に乗り、地球から百億光年離れた電波銀河3C324を目指していた。そして、宇宙船を操縦していたのは、ブルマと惑星レードから来た科学者の一人だった。 ここまで...
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其の二十四 パンの脱出作戦

トランクスとパンは、捕らえた男を先導させて飛行していると、ある建物が視界に入ってきた。その建物は、以前に見たドクター・リブの基地と類似していた。 「ドクター・リブは、あの基地の中に居る。それじゃあ、俺はこれで・・・」 男は基地...
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其の二十五 超サイヤ人4トランクス

カプセル状の超ブルーツ波発生装置を持ったパンは、トランクスの元へと急いで飛行していた。その途中、リブマシーンの大軍が行く手を阻んだが、パンはリブマシーン達を上手く躱し、無事に基地まで到着した。基地の前では、トランクスが場所を移して超リブマ...
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其の二十六 ドクター・リブの最期

ドクター・リブは、思いがけぬパンの登場に戸惑っていた。 「な、何故、お前が居るんだ?この部屋に来る途中、誰も行く手を阻まなかったのか?」「え?誰もが普通に通してくれたから、スムーズに進めたけど・・・」「くっ、大勢の協力者達を一度に呼...
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其の二十七 悟天の挑戦

惑星レードの大地に聳え立つ豪華な御殿。それは悟天とアイスが暮らすため、レードが部下に命じて建てさせたものだった。そして、その御殿には悟天達の他に、彼等に仕える多くの女中達が常勤していた。彼女達は、悟天達の身の回りの世話や、掃除等の雑務で忙...
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其の二十八 悟飯の受難

悟空達が目指している惑星ジニアでは、ある騒動が起こっていた。地下牢に幽閉されていた男が脱獄し、その男を捕らえるため、ハートボーグ五十七号を筆頭としたサイボーグやロボットが、男の周りを取り囲んでいた。 「またか!傷が治る度に脱獄しやが...
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其の二十九 スパイン師団

トランクスとパンが、ドクター・リブ一味を滅ぼしてから更に月日は流れた。悟空達は、依然として宇宙の旅を続けており、この日はピッコロとウーブが宇宙船に乗船していた。そして、いつも通り安全を確認してから星から星にワープして移動していた一向だが、...
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其の三十 宇宙船争奪戦

ピッコロとウーブは、ジニア人のドクター・スパインに仕えるスパイン師団が拠点とする星に向けて宇宙を旅していた。現在、ピッコロ達が乗っている宇宙船は、元々乗っていた船ではなく、彼等の船を誤って壊してしまった一団が所有する物で、高性能だが、それ...
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